はじめまして、BEAR & BLOOMです。
日差しが日ごとに強くなり、汗ばむ季節が近づくと、室内のインテリアや空間の装飾にも涼やかさを求めたくなります。オフィスや店舗、各種施設を訪れるお客様や働く方々にとって、ふと目を向けた場所に新鮮な植物がある光景は、心にゆとりと心地よさをもたらしてくれます。
一方で、気温が高くなる時期は「飾ったお花がすぐに傷んでしまうのではないか」「お手入れの手間がかかるのではないか」というご不安を抱く方も多いのではないでしょうか。生け込みを上手に活用すれば、暑い季節でも瑞々しい空間を長く保つことが可能になります。
本記事では、夏場でも美しさを保ちやすい植物の選び方から、設置場所に応じた演出アイデア、定期的な空間装飾のポイントまで、わかりやすく解説します。
夏の空間をみずみずしく演出する生け込みと季節の花材選び
気温や湿度が高い時期の生け込みでは、植物の持ちや視覚的な涼しさが選び方のポイントになります。生花を長く綺麗な状態で楽しむためには、環境に強い種類を選ぶことや、水分の吸収を助ける生け方の工夫が欠かせません。
夏の生け込みで長持ちする花を探す場合、熱帯地域が原産のアンスリウムやモカラ、クルクマ、グロリオサといったトロピカルフラワーが非常に適しています。これらの花々はもともと温かい気候に強く、細胞がしっかりとしているため、気温が高い室内でも姿が崩れにくい特徴を持っています。また、独特の鮮やかな色彩やシャープなフォルムは、一輪あるだけで空間全体を華やかな印象に引き締めてくれます。
お花だけでなく、枝物を主役に据えるのも夏場の装飾における優れた方法です。オフィスの生け込みには涼しげな枝物を取り入れることで、清涼感のある洗練された雰囲気を演出できます。例えば、青々とした葉を茂らせるアセビやドウダンツツジ、ナツハゼなどは、見る人に森の中にいるかのような爽やかさを感じさせます。枝物は花弁が落ちる心配が少なく、水替えの管理もしやすいため、日々忙しい業務が行われるオフィス空間と相性が良い素材です。
商業施設や店舗の生け込みでドウダンツツジを活用するケースも増えています。繊細な葉が広がる美しい枝ぶりは、空間に開放感を与え、店舗全体のインテリアを引き立てる効果があります。店舗の生け込みでドウダンツツジを導入する際の料金や予算感については、設置する空間のスケールや生け込みを行う回数、使用する器の大きさなどによって異なります。ご自身の店舗に合わせたボリューム感やメンテナンス頻度について、花屋へ直接相談してみることをおすすめします。
居住空間や共用部でも生け込みは活躍します。マンションのエントランスに施す夏の生け込みでは、住民の方々や訪れるゲストが建物に入った瞬間に涼しさを感じられるような工夫が喜ばれます。天井が高いエントランスであれば、ダイナミックな高さを出した枝物と、涼し気な色合いのお花を組み合わせることで、高級感と爽やかさを両立させた空間づくりが叶います。
さらに、ホテルのロビーにおける夏の生け込みでは、広大な空間に負けない存在感と涼感が求められます。大きな ガラス器を用いて水面を見せる演出や、竹やドウダンツツジといった和の涼を感じさせる素材を大胆に生けることで、非日常的で贅沢な涼しさを楽しんでいただけます。
空間の魅力を引き立てる生け込みのデザインと設置場所別の工夫
空間の用途やそこに集う人々の目的に応じて、生け込みのデザインを変えることで、花や緑が持つ魅力を最大限に発揮できます。季節の行事や場所の特性を意識した装飾を行うと、印象的なおもてなしが実現します。
夏を代表するお花といえば、やはりひまわりです。ひまわりを使った生け込みのデザインは、見る人の気持ちを明るく元気づける力を持っています。一般的な黄色いひまわりだけでなく、近年ではシックなブラウン系や小ぶりで繊細な八重咲きの品種など、品種のバリエーションが広がっています。これらをグリーンやスモーキーな葉物と組み合わせることで、子供っぽくならず、大人な雰囲気を演出する洗練されたデザインに仕上がります。
医療機関などのクリニックの受付での夏の生け込みにおいては、清潔感と安心感が何よりも重視されます。清涼感のある白や淡いブルー、グリーンを基調とした配色に仕立てることで、来院された患者様の緊張を和らげる効果が期待できます。花粉が落ちにくい品種や、香りが強すぎない花材を選ぶ配慮を施すことで、どなたにとっても快適な待合空間を作り出せます。
飲食店での装飾においても、配置する場所に応じた工夫が必要です。飲食店のカウンターにおける生け込みや枝物では、お食事や会話の邪魔にならない配慮が求められます。視線を遮らない高さや向きの調整を行い、葉が落ちにくい丈夫な枝物を選ぶと安心です。また、お料理の香りを損なわないよう、香りの強いお花は避け、葉の美しさや器とのバランスで魅せるグラフィックなデザインが向いています。
行事や伝統に合わせた装飾も重要です。お盆の時期における寺院での生け込みでは、伝統的な格式を守りつつ、夏の暑さに耐えうるしっかりとしたお花を選ぶことが意識されます。ほおずきや蓮の果実、菊などを織り交ぜながら、凛とした静寂を感じさせる凛とした佇まいに仕上げることで、参拝に訪れる方々の心に寄り添う空間が生まれます。
このように、空間や目的に合わせた装飾を継続して取り入れる方法として、定期的な生け込みサービスの導入があります。生け込みや定期便の月額や相場に関しては、装飾の規模やかけ替えの頻度、使用する花材の種類によって幅広く設定されています。一括での購入ではなく定額での利用にすることで、季節ごとに変化する旬のお花を計画的に楽しむことができるため、多くの法人や店舗で採用されています。
生け込みを美しく保つ日々のメンテナンスとお花屋さんとの連携
生の植物を飾る上で、避けて通れないのが日々の維持管理です。特に気温が高い時期は、少しの工夫で生け込みの持ちが大きく変わります。
夏場の生け込みを長持ちさせるためには、設置する環境の整え方がポイントになります。直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる位置は、お花や枝物の水分が奪われやすいため避けるのが望ましいです。また、花器の中の水が温まってしまうと雑菌が繁殖しやすくなるため、可能であればこまめに水を取り替え、器の中を清潔に保つことが効果的です。水替えの際に茎の切り口を少しだけ斜めに切り直す「生け戻し(水揚げ)」を行うと、導管がきれいになり水揚げが良くなります。
枝物の場合、茎の根元に縦に切れ込みを入れたり、十字にハサミを入れたりすることで、水を吸い上げる面積が増えて葉の枯れ込みを防ぐことができます。こうした専門的なお手入れ方法や、設置場所に合わせた管理のアドバイスは、お花屋さんとコミュニケーションを取ることでより深く理解できます。
私たちBEAR & BLOOMは、東京都豊島区目白にある、紅茶やワインを楽しめるお花屋さんです。日常の中で花や緑と触れ合う豊かな時間を大切にしており、店舗でのひとときだけでなく、皆様の暮らしやビジネスの空間に寄り添うお花をご提案しております。
当店では、大切な方への想いを形にするオーダーメイドフラワーギフトや、特別な一日を彩るウェディング装花をはじめ、法人様向けの店舗・イベント装飾・定期装花まで幅広く承っております。季節の移ろいを感じさせる厳選した花材と枝物を使用し、設置する場所のインテリアや雰囲気に馴染むデザインをご提供いたします。
オフィスや店舗、各種施設での生け込みや定期装花をご検討の際は、空間のイメージやご予算、維持管理のご希望に合わせて柔軟に対応させていただきます。「どのようなお花が合うか分からない」「夏の期間だけ枝物を飾ってみたい」といった段階でも、お気軽にご相談ください。
花や緑が持つ自然の美しさは、空間に命を吹き込み、そこに集う人々を優しく包み込んでくれます。季節の生け込みを取り入れて、爽やかで心地よい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。皆様からのご連絡を、BEAR & BLOOMにて心よりお待ちしております。

